フランス縦断記 ニース~香水の都グラースへ 地獄特急に乗っちゃいました

 

地獄トレインへようこそ・・・

お昼前にホテルに着いたのでトランクを預けて

ニース近郊の村へ出かけることにしました。

国を超え、モナコ行きも考えたのですが

私にギャンブルの血は流れておらず心惹かれなかったため

香水の都と呼ばれる「グラース」へ行くことにしました。

ニース・ヴィル駅から電車の旅のスタートです。

フランス語表記の券売機では分からないため

チケットカウンターに並びました。

これで確実に目的地までの切符が買えます。

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ニース→グラースへはTERで往復19.60ユーロ。

チケットを取ったら電車の時刻を調べます。

グラース行きの列車は1時間に1本が基本です。

時間に余裕を持ってお出かけされることをおすすめします。

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全てがフランス語表記のため、想像力を働かせなければなりません(涙)

頭の曲がった角度がどれくらいの間90度だったことでしょう!

口が開いたままの時間も・・・

ようやくここだろう、という目星がついてホームへ向かうことに。

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この小さな黄色い機械に切符を通します。

すると切符に日付が刻印されます。

自動改札ではないので、誰でも通れるのがポイント。

実際切符を持たずに乗車してしまう人もいるようでした。

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列車は基本閉まっていて

ドア中央部にある丸ボタンを押すとドアが開きます。

ボタン好きにはたまらない瞬間です。

車内に乗り込むと、思ったより空いていて

ゆったり海岸線を見ながら

「世界の車窓から」を楽しむことができる

と思っていました。。。

しかしその夢は儚くも崩れ去りました。

映画祭で有名な「カンヌ」を過ぎると

1車両に1人いるかいないかの状態になりました。

車窓からの景色を独り占めできる開放感に浸っていると

2人組の女の子が向こうからやってきました。

私たちの前に立ちはだかり20セント硬貨をちらつかせ

「コイン持ってるだろ?」(フランス語しか話さないため私の推測訳です)

を繰り返します。

英語で持っていないことを伝えても立ち去りません。

普通の物乞いはこの時点で引き下がるため

異常を感じた私たちは逃げようと席を立ちました。

すると、後ろにいた私の友人が腕を掴まれてしまいました。

「離して!」と強く言っても強く掴んだ手をますますめり込ませるだけ。

その時友人が「HELP!!!」と大声で叫ぶと

少女たちはひるみました。

その隙に男性のいる車両に走って移動し

わけを説明していると(優しそうなフランス人の男性は少しオロオロしていましたが)

2人組の少女たちがまた向かってきました。

どうやらその男性に自分たちは何もしていないと

言っているようでした。

ただ他人の目があれば、少女たちは何もしてきませんでした。

しかしながら、次に停車した駅で男性は降りてしまったのです。

完全な後ろ盾をなくした私たち。

また次に頼りに人を探すために移動しようとすると

後ろから衝撃が・・・

少女のうちの一人が私のかわいいお尻を蹴っていたのです!

少女たちが鬼にしか見えませんでした。

しかしながら鬼退治をするよりは逃げた方が得策と考え

車内を全力疾走。

また男性を見つけてそのそばに腰を降ろしました。

その後少女たちはもちろん追いかけて来ましたが

男性がいるため私たちに手を出すことはありませんでした。

それからすぐにグラースに到着。

地獄特急からやっと降りられました。

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こちらがグラース駅↑

 

 

 

香水の都グラースへ

見事に駅前には何もありません。

旧市街に行くためには山道を歩くか

駅前からバス(1.5€)に乗ります。

バスは20分に1本くらいの割合で出ているようでした。

バスに揺られて山道を上ること10分ほどで

旧市街に到着です。

人がたくさん降りるのですぐに分かると思います。

バス停の目の前にフラゴナールの香水工場(Parfumerie Fragonard)があり

吸い込まれるように入りました。

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工場内見学ができますが

工場の案内人のもとフランス語、英語、中国語などの

グループに分かれて説明を聞きながらの見学となります。

見学料は無料!

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1880年創業の老舗フラゴナールは

香水、オードトワレの他に石鹸や化粧品まで手がけている

香水工場の大手。

グラースが創業の地であり本拠地でもあります。

香水の街と言われる所以ですね。

工場内も香しい花々の香りに満たされていました。

ちなみに香料が10パーセント以下のものがオードトワレと呼ばれ

その他の成分は水とアルコール。

香水の香料は20パーセント以上で

残りの成分はアルコールのみで作られることが多いとのこと。

香りを試す際、はじめはアルコール成分が多いため

アルコール分を飛ばしてから(紙で試す際には仰ぐ)

香りを嗅ぐとよいとのことでした。

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見学が終わるとたくさんのお土産を選ぶことができます。

とてもかわいい店内に石鹸や香水のいい香りがして

女性率90%の空間。

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また、香りだけではなくパッケージがかわいいのも特徴です。

石鹸も4€からとお手頃価格で(20種類ほどのお花の香りから選べます)

お土産にもってこい(石鹸は重たいので買いすぎ注意です) ですね。

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日本では買えないので人とは違う香りを纏いたいという人には

大変おススメのお店です。

余談ですがフランス人は「それ、何の香水?」と聞いても

教えてくれる人は少ないらしく、夫々が自分らしい香りにこだわるそうです。

香水の文化はそうした人とはちがったものを求めるフランス人が

牽引してきたというのも頷けますね。

また、グラースの街はフラゴナールだらけ。

犬もあるけばフラゴナールにあたる。

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子ども用フラゴナール「Petit Fragonard」もありました。

 

 

 

自分の身を守るための5か条

グラースの街からニースへ帰るのに

またTERを利用しなければなりません。。。

また怖い思いをしないために私たちは考えました。

1、暗くなる前に電車に乗ろう

この時期ヨーロッパは日が長くなるのですが(9時頃まで明るいです)

油断は禁物、電車は1時間に1本と少なく

ニースまで1時間以上かかるので余裕を持って帰りましょう。

2、屈強な男性、特にカップルのいる車両に乗ろう

人の目があると、犯罪抑止力になります。

特に男性の目は用心棒代わりになるのです。

ただし男性チョイスを間違えると大変なことになってしまうので

カップルがおすすめです。

3、360度見渡せるように向かい合わせに座ろう

怪しい人が来たらグループ内で知らせ合うといいでしょう。

警戒しているよ!!!!!というわかりやすいサインも

有効です。

スキを作っては犯罪者の思うつぼです。

 4、スプレーは取り出しやすい所に

何かの時は普段持ち歩くものが武器に早変わりしてくれます。

身の危険を感じた時

ヘアスプレーや虫よけスプレー、静電気防止スプレーなどを

相手の目に向けて吹きかけて逃げてください。

一瞬でも目が見えなければ相手は追っても来られないからです。

5、電車に乗る時はギリギリに

周りに変な人がいないかを確認して乗れるので

おすすめです。

犯罪者は常に物色しています。

怪しい目の動きをする人のそばに寄らないように。

 

生まれ変わった安全第一な私たち!

そんな私たちを援護してくれるかのように

途中駅から屈強なガードマンたちが6人くらい乗ってきました。

2グループに分かれて車内見回りをしていました。

それだけ犯罪の多い列車なのですね。

行きの車内で出会いたかった!

ガードマン登場はおそらく全ての列車ではなく

ランダムにだと思うのでラッキーでした。

それにしても緊張しすぎて疲れました・・・

無事ニースに到着!

つづく

2014.5.9

いとうあき

bathbaby

おススメの出産祝いあります!with B

 

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